こんにちは(#^^#)
季節の変わり目により、体調を崩しておりました。申し訳ありません。
本日はシミコクラゲ(Rathkea octopunctata)について紹介します!!
Class:ヒドロ虫綱
Order:花クラゲ目
Family:シミコクラゲ科
Genus:シミコクラゲ族
非常に見た目が可愛らしいクラゲですね(#^^#)♪
大きさは最大でも1cm程で、春先に主に日本各地で採集されています。
因みに学名のoctoは、足が八本であることから付けられました。
たこ焼きでお馴染みのタコも英語でオクトパス(octopus)なので覚えやすいですね(^^♪
このクラゲの特徴は何と言っても増殖速度!!
先日投稿したコモチカギノテクラゲと同様、
浮遊している時期にも個体数を増やす事が出来ます。
しかし、この種の増殖速度は彼等とは比較にならない程の増殖速度(-_-;)
加茂水族館では一個体が一か月後には数百個体になったとの話です・・・恐ろしい繁殖能力・・・・。
なお、増殖する際には口辺の横から出芽(しゅつが)する形で稚クラゲを生み出します!!
左図を見てわかる通り、小さな子供がいます。可愛い( *´艸`)
ただ大量発生しても大きさが大きさなので、ミズクラゲのような害は無く、波打ち際に小さな粒が沢山浮いているように見える程度です笑
実際に筆者も飼育していたことがあるのですが、
毎日増えていく姿が面白くて飼育していいて楽しいクラゲです♪
このクラゲも比較的飼育が容易なので、是非とも一度飼育してみてください!!
紹介していて改めて思うのですが、
クラゲは有性生殖と無性生殖を本当に上手く利用している生き物だと思います。
確実に種を増やせる時期(着底期・ポリプ期)に無性生殖により数を増やし、時には休眠(シスト)する。
そして、生息域を広げられる時期(浮遊期・浮遊期)に無性・有性生殖を行い多様性を深める。
太古から様々な生き物が誕生し絶滅していく中で、絶滅せずに生き残れたのは紛れもなくこの二つの生存戦略を持ち合わせているからなのでしょうね!(^^)!
この記事へのコメントはありません。