こんにちは(*^_^*)
クラゲ屋店長の、「クラゲ博士」です(:ミ
本日は刺胞動物門の中でも鉢虫綱についてお話して行きたいと思います。
鉢虫綱は現在200種程が確認されています。
多くの人はクラゲと言われてこの↑ミズクラゲを思い浮かべるかと思います。
この鉢虫綱は細分すると以下の3目に分類されます。
旗口クラゲ目:ミズクラゲ、アカクラゲ
冠クラゲ目:カンムリクラゲ、エフィラクラゲ
根口クラゲ目:ビゼンクラゲ、スナイロクラゲ
大量発生により時折漁業被害等の被害をもたらす「ミズクラゲ」、
刺傷被害をもたらす「アカクラゲ」、
食用として有名な「ビゼンクラゲ」等はもしかしたら聞いたことがあるのでは無いでしょうか?
ヒドロ虫綱とは違い、傘の部分に厚みがあるのが最大の特徴です。
また、主に中国や東南アジアの方では主要な海産物の一つとして数えられており、
その漁獲高はロブスターも上回ります。
これら鉢虫綱の大半は以下の様な生活史を営んでおります。
他綱との大きな違いとして、
・遊離前にストロビラを形成し、ストロビレーションによりエフィラを遊離する。
という特徴があります。
・補足事項
※ストロビラ:ポリプが変態し、エフィラを遊離出来る状態になる事
※ストロビレーション:エフィラが遊離する現象
※エフィラ:遊離直後の鉢虫綱特有の稚クラゲの事
このストロビレーションは基本的に水温により促進されます。
よって近年問題になっている地球温暖化と大量発生は密接な関係があるとされています。
この記事を読んだ方、誰か解明して私に教えてください(笑)
またこのストロビレーションにより遊離するエフィラは種により色々な形で遊離されてくるため、
その可愛らしい姿を写真に収める人も少なくありません。
※その可愛らしい姿はまた後日の記事で(*^_^*)
次回は箱虫綱の投稿でお会いしましょう(*^_^*)♪
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